仕事していて思うこと
薬局の仕事って、何してるのかよくわからないって言われるので少しだけ説明を。
基本的に、
①処方せんの内容が正しいか確認して、
②処方せんに記載してある薬を取り揃え、
③それが患者さんの症状、体質にあってる薬なのか、患者さんが正しくのめているか、もしくはのめるか、副作用などがでてないかを確認して渡すこと
が調剤薬局の仕事です。
基本的に②しかしてない、としか思われてないから、調剤薬局の意味はないって言われてしまうけれど、結構①、③も大事な仕事です。
②だけなら、正直、院内処方で良いのかもしれないですが、知識のない方が①、③の部分を医師だけに任せて自己管理できるかというと、むずかしいです。
また、①、③がちゃんとできるのが薬剤師としての腕の見せどころです(^^)
①、というのは、保険医療の場合、保険が請求できる使用法なのか、という確認も必要です。
医師もなんとなくで使っていて、実は保険適応外の使い方でした、で、保険が通らなかったりすることもあります。そうすると自費診療になったりする可能性もあります。
保険に関しては都道府県ごとに差があり、A県ではダメだけどB県では通るとかあります。
医師の意図を処方せんから組みつつ、逸脱しているようだと先生に処方を確認するところまでが①の仕事です。処方内容が変わったりもします。
多い日だと、処方せん100枚あたり5~6回ほど確認しますかね。
③だと、アレルギーやなんかの聞き取りとか飲み方なんかで、先生に相談したら改善しそうな場合の提案やアドバイス、病状の説明なんかもします。
患者さんにしても①、③は不要(`Δ´)と怒鳴る方もいますが、院内処方で複数回、医療ミス(ちなみに素人では気づかないが、薬が違う、アレルギーの薬出されるなど、身内も合わせるともっとひどいのあり)されている私からしてみれば院外処方で調剤薬局でしっかりチェックしてもらった方が安全かと思います。
院内処方が素晴らしいし、安いって報道されてますが、院内処方のメリット、デメリットを比較したら、院外処方の方がわたしはいいとおもいます。
また、機会があれば、院内処方のメリット、デメリットを話したいと思います。
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